
復旧工事のためシートで隠れていた、国指定の重要文化財『八窓庵(はっそうあん)』が、雪の季節を前に、数年ぶりで生まれ変わったその姿を見せた。
ローカルニュースで倒壊映像の記憶がある人も多いと思うが、平成17年の雪解け時期、八窓庵を雪から守るために設置していたプレハブもろとも、雪の重みで倒壊したのだ。
倒壊原因は、プレハブの強度不足だったわけだが、恐るべし雪の重み・・

八窓庵へ続く通路は、倒壊以来の長い間、進入禁止。
せっかくの日本庭園も、池の向こうには、無様にシートで覆われた一角が、常に目の端に入っていた、この3年半・・
倒壊前は、ひっそ〜り木陰に佇み、見かける人影は管理の方くらいだった八窓庵。
復旧完了のニュースの影響だろうか、入れ替わり立ち代り人の波。
思わぬスポットライトを浴びたこの茶室、建築年は不明だとか。
元々札幌で建築されたものではなく、大正時代に札幌の人が買い受けて滋賀県から移築。その後も移築を繰り返し、中島公園の日本庭園に来たのが昭和46年という。

中島公園の日本庭園には、2箇所ある門からのみ、出入りできる。夜間と冬期間は閉鎖されるのだ。
中島公園を知らない札幌っ子は皆無だろうが、日本庭園の存在に気付いていない札幌っ子は、意外と多いはず。
まぁ・・日本庭園に興味を示すったら、ある程度以上の年齢層か、園芸好きか・・(;^_^A

中島公園自体、札幌のド真ん中にあるとは思えない空間なのだが、日本庭園の門をくぐると、より一層、その感が強まる。
そろそろ、紅葉の美しさが、日本庭園にぴったりくる季節が来る。
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