
ゴールデンウィーク前の円山公園。景色が桜色に染まり始めた頃。
気のせいか、パトロールの足どりも、軽やかに見える。
4月にして連日の20度超え、5月早々の2日連続夏日は58年ぶりのこと。
この記録的な暖かさで、札幌の桜は、例年よりも十日ほど早く開花し、そしてゴールデンウィーク中盤にして、多くが散ってしまった。
札幌の桜の開花は、ここ円山公園にあるソメイヨシノを標準木として宣言される。
札幌あたりがソメイヨシノ生息の北限らしく、旭川ではエゾヤマザクラ、道東ではチシマザクラが標準木になっているという。
場所にもよるのだけど…札幌で圧倒的に目にするのがエゾヤマザクラ。
エゾヤマザクラの方が、ソメイヨシノよりも早く開花するものだから、ニュースで開花宣言を耳にする頃には、街はすっかり桜が満開なのだ。

円山公園は、札幌の桜の名所として、最もポピュラー。
隣接する北海道神宮とともに、多くの桜や梅が満開になると、そりゃもう見事。
円山公園の今年の花見期間は、4月26日から2週間。
花見期間というのは、桜の木の下でのジンギスカンが許される期間。
ここら一帯がブルーシートで埋まり、ジンギスカンのニオイと煙がたちこめるのだ。
桜の下でジンギスカン。おおらかでしょ〜?北海道。道外の人には、ビックリよねぇ、、
札幌に於いては、「花見」を訳せば、屋外ジンギスカンとなる。
桜不在の花見はあれど、ジンギスカン無しの花見など断じて無い。
いやいや大げさではなく、数々の花見を思い返しても、事実である。
とにかく、桜の前後のジンギスカンを「花見」と呼ぶのだ。
まぁ、札幌の桜の季節なんて、火でも焚かなきゃ、寒くってやってられないもの。

こっちは梅林。北海道神宮にも、100本以上の梅がある。
札幌では、桜と梅が、同じ時期に咲く。梅の方が、やや遅いくらい。
今年も、桜に少し遅れて、梅の蕾がほころび始めた。
桜がほぼ散ってしまった今、主役は梅にスライドしている。