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「鴨々川」と聞いて思い浮かぶ光景と言えば、まずは鯉がいるススキノ。
そして、子供たちが川遊びをする中島公園。
思えば、中島公園より上流にも、ススキノより下流にも覚えが無い。
「鴨々川の始まりと終わりは何処なんだ?」
調べりゃ簡単に判るけど、あえて調べる必要もない。
と、放っておいた素朴な疑問。
今回、鴨々川を上って下って追跡してみた。

中島公園と護国神社の間、行啓通の延長沿いを流れる鴨々川。
まずは、護国神社への入口から、上流に向かって追跡してみる。 |
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護国神社への入口からすぐに、幌平橋方向へ向かって鴨々川が続く。
周囲は緑が多く、川を覆う枝垂れ柳の伸びた枝が、なんとも涼しげ。
そんな様子を絵にしている、ベレー帽にエプロン姿のステキなおじいさんがいた。
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幌平橋駅2番出口のあたりは、中島公園の南端「鴨々川水遊び場」。
一応、遊具もあるが、暑い夏の日には、子供たちは皆、水遊びに夢中。
暑かったこの日も、遊具のまわりはひっそり・・・
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幌平橋駅の出口から夏の日に見えるのは、こんな光景。
ご覧の通りの水深なので、川遊びも安心。
子供たちが水遊びをできる川なんて、そうそう無いだろう。

子供たちの歓声を背に上流を見ると、工事中。
この先の、中島公園の最南端となる「対山橋」までの区間は、「導水管布設附帯工事」とやらが来年1月までの工期で行われている。
鴨々川は、対山橋で西に90度向きを変える。

対山橋で90度向きが変わると、通りに沿ってサンマルクの方向に50mほど真っ直ぐ伸びる。
そして、この橋を越えたところで、橋の奥にある建物を回り込むようにして、住宅街の中に見えなくなってしまった。

消えた鴨々川を探して、公道か私道か微妙な脇道にコソコソ入ると、マンションの裏から続く鴨々川を発見!
反対側は・・・な〜んだ豊平川。しかも幌平橋のすぐ近く。見慣れた光景・・・(;-_-;)
上流は、道なき道を行く探検の覚悟だったのに、あまりに近い最上流。ちっ・・・

さて次は下流へ。
護国神社を背に、南14条橋から、行啓通より北側の中島公園を下ってみる。 |
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中島公園を流れる鴨々川は、皆さんおなじみ。
今日も、子供たちは水遊び。
時には、散歩中のワンコが、足を浸してジッと涼んでいる光景もあったりします。

Kitaraへと入る道路をくぐると、鴨々川が2方向に分かれる。
ここは、とにかくアジサイがすごい。鮮やか!
中島公園の内側に向かう支流は無視しようと思ったところで、鴨の親子を発見!
結局、鴨の親子について支流へ。

「赤ちゃん」と呼ぶには成長し過ぎている子供鴨。
先にさっさと行く子供鴨を、お母さん鴨が上手にまとめながら、集団移動。
Kitara脇に出たところで、全員揃って岸に上がり、子供鴨も一生懸命毛づくろい。

支流は蛇行しながら中島公園の中央を流れ、菖蒲池へと注ぐ。
まぁ・・・誰もが予測どおり。(^^;

ここは、本当にアジサイが見事。
川は、あまりキレイとは言い難いが、流れがほとんど感じられない水辺には、青や紫のアジサイが写りこんでいる。
Kitaraの南側を流れ、中島公園の西側の道路に出るまで、川岸にはアジサイが続くのだ。

中島公園西側の一般道まで流れてくると、通り沿いに北に続く。
片側には中島公園の自然、車道はインターロッキング、歩道は石張りの風情あるこの通り。
市内いたる所アスファルト舗装の味気ない景色の中、ここには違う風を感じられる。

通り沿いは住宅街。車の往来が少なく静か。
マンションやアパートが多いが、時代を感じる石積みの塀が続いていたりもする。
Kitaraの裏手には「渡辺淳一文学館」の看板。
そして鴨々川の岸辺には謎の構造物。水車?何だろう・・・機能している形跡は無い。

「静かでいいなぁ〜」と北へ下り、このあたりに来ると何度も足をくじく。
風情と引換に、飛び出したり陥没したりしているインターロッキングやピンコロに悩まされる。
実は、荒れているのは路盤だけではなく、フェンスの塗装は錆び、雑草も生え放題なのだ。

そんな衰退気味の雰囲気のせいか、昔は使われていたであろう一本橋の上に雑草が生えている様子や、川を覆ってモリモリ育つ草までが、衰退ムードを煽っているように感じてしまう。
この先は、奥に見えるマンションに沿って続く。

まるで、このマンションのお堀であるかのように、建物にぴったり沿って、北に流れる。
昔から変わらない外観の中島交番の西側を通り、南9条通をくぐって、いよいよススキノへ。
交番の裏手のパーゴラ付きの橋は、個人のお宅へと架かる橋らしい。気付かなかった〜

南9条通を越え、いよいよススキノ。
と言っても、
ススキノがどこからどこまでなのか、議論は分かれるところ・・・。
南9条から南4条の電車通の間と信じているが、どうだろう〜(^^; |
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南9条の1条だけは、鴨々川に沿って、人が一人歩く程度の遊歩道になっていた。
「南9条橋」の脇に、ひっそりと入り口がある。
幾度となく車で通っているのに、全く気がつかなかった。
ひっそりとした遊歩道から一転、南8条に入ると、観光ムード。

札幌駅前通の4丁目側から見た鴨々川。
一番馴染みがあるであろう鴨々川の風景。
石張りの歩道にベンチが置かれ、植木もきれいに刈り込まれ、「鯉のすくすくハウス」なるログ風管理小屋もある。
鯉の放流箇所であり、新巻鮭ほどの大きな鯉がいるのだ。ほんとに。

鴨々川は、札幌駅前通をくぐり、東に向かって続く。
札幌駅前通の3丁目側から見た鴨々川は、4丁目側から見る鴨々川に比べると観光色が無い分地味に感じるが、景観に配慮している様子が見える。

風流でしょう?
川沿いの歩道は石張りで、川向いのマンションへ架かる橋や、川のフェンスのデザインも、自然な雰囲気になるよう配慮されている。
西3丁目いっぱいは、こんな雰囲気が続く。
鯉の放流も3丁目までで終わり、2丁目に入ると様子は一変する。

ジャスマックプラザホテル南側にある橋から、東の方向を見る。
道路1本挟んで、この変化。
観光色は一切無く、ただの川となる。
川の南側、旧豊水小学校の敷地内にあるのは、レンガ造の歴史的建造物「大典記念文庫」。

鴨々川は、旧豊水小学校手前で北に折れ、建物の間に一旦消えてしまう。
1本北側の道路に来てみると、再び道路に沿って東に流れていた。
この辺りはすっかり住宅街で、昭和の雰囲気を持つお店もぽつぽつ見える。

ここから西1丁目。
道路から東を見渡すと、国道表示の青看板と、奥に歩道橋が見える。
この風景・・・真っ直ぐ行くと豊平川だよな〜と終点の予感を感じながら進むと、鴨々川は再び北に折れ建物の間に消える。
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ほぼ道路沿いを流れてきた鴨々川だが、ここへきて、建物の間を直角に曲がりながら北東方向に進んでいる。
2〜1丁目の間、直角に曲がること3回。「鴨々川は自然河川」と聞いた気がするが、軌道修正されまくりらしい。
この辺りは、「川」というより「用水路」と言った風。ちょーっと味気ない。
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鴨々川は、中島公園から続く「豊水通」と、南7条大橋からの道路が、石狩街道に合流したところに出てきた。
いわゆる石狩街道の始まり(?)地点。
石狩街道の印である、中央を流れる創成川は無く、緑地帯になっている。
しかし1条北を見ると、そこには創成川。遠くにテレビ塔が見える。 |
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鴨々川は、石狩街道の下をくぐり、またまた北に90度向きを変え、創成川のはじまり地点に変わっていた。
札幌市民は皆、「やっぱり」「知ってたよ」と思うのだろうか・・・? |
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追跡結果。
鴨々川は、幌平橋より約200M上流の豊平川から始まり、創成川へと変わるのだ。
行ってみれば、どちらも幾度となく通っていたはずの場所だった・・・。(^.^ ;
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ここが創成川の始まり。
創成川は豊平川から続いているように思っていた。位置的に。
よ〜く考えれば、静かな創成川が、激しい豊平川から来るはずも無いのだろうか・・・。
小学校の社会で「創成川は亀太郎が掘った」と習った、遠い遠い記憶がある。
ということは、亀太郎氏は、さらにどこかへ流れて行ったであろう鴨々川の流れを切って、創成川にくっつけたのだろうか。
じゃあじゃあ、元々の鴨々川は? もしかすると豊平川に・・・。
小学生時代には興味を持てなかった札幌の歴史に、
遅ればせながら興味が沸いてきた。
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