
毎年、2月初旬に、 札幌大通り公園が、雪像で埋め尽くされる 札幌雪祭り。
青空をバックにそびえ立つ大雪像は、本当に圧巻で、見慣れているはずの札幌市民でさえ、つい口を開けて見上げてしまうほど。
日が落ちると、雪像や氷像がライトアップされ、イルミネーションやテレビ塔とともに、夜の大通り公園に幻想的に浮かび上がる。
と、そんな札幌 雪祭りだが、完成した雪像や 雪祭りの様子は、あちこちのウェブサイトやテレビ映像で、皆さんよくご存知のはず。
そこで、札幌市民しか知らない、巨大雪像制作の知られざる 雪祭り現場までもお届けするのが、札幌BB!
春夏秋冬、大通り公園の様子をお届けしている札幌BBだが、正月明けから雪祭り開催までの1ヶ月間だけは、唯一大通り公園への立ち入りができなくなる。
そうなのだ。札幌雪祭りの顔とも言える大雪像は、1ヶ月以上もの時間をかけて、作り上げられているのだ。

コの字に組まれた巨大な足場。作業通路を残して大通り公園の南北いっぱいに組まれているのだ。
どれほど大きいのか、足場の内側にあるショベルカーがあの通り。
この足場の内側に枠が組まれ、その中にトラックで郊外から運ばれてきた雪が、どんどん詰められていくのだ。

同じ現場・・・というか 雪祭り会場の約10日後。
雪だらけで地盤面がわからなくなっているが、上の写真では高くそびえていたはずの足場が、枠と雪で埋まってきているのがわかるはず。

アングルは違うけれど、同じ 雪祭り会場の、さらに4日後。
雪を固めていた枠がはずされ、荒削りに入っている。
雪像づくりは、巨大な彫刻づくりなのだ。
大通り公園内は当然ながら立ち入り禁止。この頃になると、自衛隊や関係車両がいっぱいで、撮影ポイントを見つけるのも一苦労。

ほぼ全貌が見え始めている、札幌 雪祭り開幕10日前。
荒削りは終わり、細かい彫刻作業に入っている。
札幌 雪祭りの雪像は、近くで見ると「本当に雪か?」と驚くほどの、細かいディティールを出している。
細部にまで、細かい削りを入れたり、型枠で作った部品をくっつけたりしているのだ。

こうして1ヶ月以上にも及ぶ制作期間を経て、札幌 雪祭りの大雪像は完成公開に至る。
札幌 雪祭りの開催期間は、約1週間。
当然ながら、暖気もあれば大雪もあれば、気象条件がどうなるのかは全くもって運。
せっかくの細かな飾りが、降りしきる雪で隠れてしまうこともしばしば・・・

ライトアップされた名古屋城の大雪像。
名古屋城と言えば、金のしゃちほこ。ちゃーんとしゃちほこも付いているんですよ〜!
雪のしゃちほこが。
直に見なければ実感しがたい雪像の大きさ。黒い点々が自衛隊の皆さん。 |
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左写真の中央上部をアップ。どうですか?大きさを実感できますか〜? |

自衛隊の協力縮小により、岐路に立っている札幌 雪祭り。
賛否両論あるこの問題だが、子供の頃から大雪像を作っている自衛隊員を見てきた身としては、残念・・・。
この迫力、この精巧な大雪像は、今後も札幌 雪祭りの顔として受け継いで欲しいなぁ・・。

さて、雪像は 雪祭り閉幕の翌朝には解体が始まる。
「もったいな〜い」「残酷〜」という声も飛び交うが、暖気が来たら、なにせ危険。
1ヶ月以上かけて制作したものが、あっと言う間にただの雪山と化してしまうのは残念ではあるが、これはこれで見ものだったりするのだ。
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