藤本青果
Net-Working パーソン to パーソン

(Vol.020)

気鋭の若手コンサルタント、
尾張の軍師:加藤洋一さんインタビュー

”経営コンサルタント”という、札幌BBの対極にあるようなお堅いイメージ…(-"-;A
札幌BB編集部らしからぬ、2割増の緊張で迎えたインタビュー。
ところが!現れた加藤氏の爽やかな雰囲気に、ホッ。(*´ο`*)=3

Q:早速ですが、このコーナーに登場する方は、ウチのボス(編集長)のお知り合いである場合が多いのですが、加藤先生は…?

加藤氏● 吉田プロデューサーとは、もう長いお付き合いです。
六本木で飲み会をしていたら、隣のボックスで映画の撮影の打合せをしている方がいて、そのお話にとても興味があったので、頃合をみて「一杯どうですか」という感じで。
大先輩で、似たような仕事も一時期していたようで、経験談から学ぶ事も多いです。会う度に、いろんなお話を聞けて、わくわくしていますよ。

Q:まぁ六本木で偶然?へぇ…そういうところでボスと…。私たちも連れてけー!失礼…心の叫びです。次は、いつ帰ってくるんだーっ。ブツブツ…(`ε´)

加藤氏● 先日、赤坂全日空ホテルでお会いしましたよ。(;^_^A

Q:気を取り直して・・・まずは簡単なプロフィールを教えてください。

加藤氏● 1971年6月生まれの36歳、現在は妻一人(笑)子一人です。出身は天下を取った徳川家康の出生地である岡崎です。幼少の頃より名古屋に移り住み現在も名古屋で暮らしていますから、ある意味生粋の名古屋人ですね。

Q:名古屋ですか!じゃ、「みゃー」とか…

加藤氏● 言いませんよ!時々名古屋弁が出ますが、大体標準語です。(笑)

Q:で、ですよね〜(;^_^A では、ビジネスに関するプロフィールは?

加藤氏● 旅行の専門学校を卒業後、旅行会社に5年ほど勤めました。その後、厨房機器メーカーの販社で3年ほど働きしました。どちらの会社でも、バリバリの営業マンで、トップクラスの成績を収めていたと思います。
その後、ウェブ制作会社として独立、去年の11月より経営コンサルタントに転身しました。大体、こんな経緯だと思います。

Q:ウェブ制作会社から経営コンサルタントに?珍しいですね。

加藤氏● 確かにそうかもしれないですね。現時点では制作会社時代の方が儲かっていましたし。(笑)
「クライアント様に業績をあげてもらいたい!」って思ってウェブ制作を行ってきたんですよ。 でも、突き詰めていくと、打ち手がウェブだけでは足らないと感じて。
もちろんウェブは重要ですが、ヒアリングをしていくと「それはウェブではないでしょう」といったことが、多々あるんですね。
制作会社の時には、それをわかっていながら受注してしまっていたことが結構あって。ビジネスですから致し方ないと言えばそれまでですが…。
それなら、どんな打ち手でも出来る立ち位置でと思い、経営コンサルタントに落ち着いたわけです。

Q:なるほど。
「経営コンサルタント」と一口に言っても、様々なジャンルがありますよね?

加藤氏● そうですね。一言で言うと「強みを見つけるプロフェッショナル」です。
試しに…あなたは、札幌BBの強みを見つけることが出来ますか?

Q:えぇーっと…やややっぱ札幌BBと言えば、大通り公園なら…シドロモドロ…
…む、難しいですね。わはは(;´▽`A``

加藤氏● そうなんです。(苦笑)
自社の商品・サービス・企業自体の「強み」って、中々気づきにくいものなんです。客観的に自らを見ることって、難しいんですね。
それで、他との違いが打ち出せずに価格競争に走ったり、そもそも売れないといった悪循環に陥っている企業が多いのです。

Q:なるほど。

加藤氏● そこを気づかせるためのお手伝いが、私の持っている最大の強みだと思っています。具体的にこの強みのことを「USP」と呼んでいます。

Q:ユー エス ピー?

加藤氏● USPは、マーケティング用語で unique selling proposition と言って、1961年にアメリカにおける広告の巨匠ロッサー・リーブスがまとめたものです。
それを私なりにアレンジして、企業の成長に応用しているんです。
加藤氏のウェブサイト⇒『USPとは一体何なのか?』
「USP」は、言ってみれば他との違い、その商品やサービス自体の存在性に、光を当てる行為です。
これを更に光り輝かせるために、広告が必要となります。そのために、販促に必要な「チラシ」「ウェブサイト」「プロモーション映像」までお手伝いさせていただいているのです。
世間の広告は、そのほとんどが、光を当てて焦点化すべき作業を、そもそもやっていない、または埋もれたまま活動していると言っても過言ではありません。 これでは、その存在性自体が輝くはずもなく、先ほど申したとおり価格競争や、売れないといった悪循環を招いているのです。

Q:なるほど。「光を当てる」という発想はおもしろいですね。

加藤氏● そうですね。そんなところまで気付く方は、いないのでしょう。通常見えない世界ですから。 それが、私には見える…。怪しい能力じゃなくって。(笑)
「USP」作りばかりやっていると、意識がそこに行くので、直感的にわかるようになってしまうのです。
例えば、家電量販店なんかに行くと、その焦点化ができている製品と、そうでない製品の違いは、パンフレットなどを見れば一目瞭然です。それが売れているかどうかも、大体わかりますよ。
残念なことに日本の広告業界は、大半がその焦点化が出来ていないように感じます。芸能人などを使った、いわゆるイメージ広告とか…。製品そのものの存在性に光を当てていないケースを、多く感じるのです。

Q:経営で成功していくために必要なことは何でしょう?

加藤氏● バランス感覚かな。 通常こんなこと話しませんが・・・札幌BBのインタビューということで。(笑)
例えば、光をあてる作業の裏側なんかを言うと、あまりにも外の世界(他者)を意識しすぎているのです。 もっと内側に目を向けなければいけなくて、ここでもバランスを欠いているのです。どんなバランスを失っているかというと個性です。その製品やサービス、企業の個性が本来あるのにも関わらず、埋もれてしまっているのです。
よく考えていただきたいのですが、人間の成長もまったく同じプロセスを経て、人格が形成されていきます。

Q:えっ?人格?

加藤氏● ええ。わかりやすく言うと、心理カウンセラーを尋ねてくる人は、精神的なバランスを失っていますよね?
こういった方は大体、自らを押し殺している人です。うつなんていう最近の病はもっとも典型的な例です。カウンセリングを受けた人は、強制的にといいますか、カウンセラーの受け答えによって己に気づかされます。
つまり、己の内側を考えさせられる訳です。そして忘れていて、押し殺していた自らの個性に気づき、行動を変えていくきっかけとなるんですね。
当初は気が病んでいるのですが、これを繰返すことによって、だんだん肯定的な変化をして顔色が良くなっていきます。その繰り返しです。

Q:ふむふむ…人で考えると、よくわかります。

加藤氏● 私は、企業活動における成長を、「USP」という切り口を使って、自己変容していくきっかけに気づかせているに過ぎないんです。
本来持っている個性に気づかせているだけなのです。でもこれが重要なのです。これがバランスを整えていく作業に他なりませんし、この突破口こそ「USP」作りだと考えているのです。
バランスを取り戻すには、いろいろな切り口があるかと思いますが、私はマーケティング・営業という切り口から、このような処方をしているのです。
こうしていくことによって、企業の時代が変わっても変わらない「普遍の価値観」と、時代に合わせて変えていく「価値観」が創られていきます。
それこそがバランスを取り戻した状態であり、「経営していく=長く成長していく」ということに重要であると感じています。

Q:な、な、なんとなくわかったような(;^_^A

加藤氏● まぁ…バランスを改善していくのに「USP」が重要なんだ!と思って頂ければ、全然オッケーです。
いつもは、こんなことを意識させずにコンサルティングを行っていますから・・・

Q:あの…ちょっと気になっていたのですが…
インタビューの冒頭から戦国ネタがありましたよね?
御社のプロモーション映像もアレですし…お好きなんですか?(*^^*)

加藤氏● そうですね。世間で言うオタクかも知れませんね。(笑)
いや、冗談ですけど!でも、好きですね。好きでないと、一経営コンサルタントがこんなにすごいプロモーション映画撮りませんからね。
こんなのやるのは、後にも先にも私だけでしょう。(笑)
「戦国軍師 加藤洋一」プロモーション映画
(札幌BB姉妹サイトorder-movie.com映像チーム製作)
尾張地方は戦国時代の三英傑を生み出した地ですし、歴史から学べることはすごくあるんですね。そこから策略を練ったりすることが好きなのです。
例えば「桶狭間の戦い」はどういった経緯で勝利に結びついたか…その後信長はどうやって天下統一まで駆け上ったのか…これを知るということは、偉大な過去の人物から「成功の行動パターン」「失敗の行動パターン」など学べることが多いのです。
他にも、三国志における諸葛孔明が、魏を討伐に行く際に打った戦略、内政など。バルチック艦隊を打ち破った秋山真之の七段構えの戦法…この辺のネタを話し出すと、もう止まりません。(笑)
一つ共通していえることは、弱者が大儀のために強者に勝つ。それを補佐する智恵を出す軍師とか参謀と呼ばれるような人が好きなんですね。

Q:やっぱりぃ〜(≧∇≦) 三国志フリークの私には、よーくわかります!
あのプロモーション映画の通り、世が世なら、加藤先生の立場は、まさに軍師ですよね?

加藤氏● ですね。現代でいうとまさに経営コンサルタントも同じ役割です。
企業を、戦国時代でいう国と例えると、一回の勝利だけではだめなんですね。勝ちといっても、国を長く存続させるための勝ちを、続けていかなければならない。
そのために、軍事や内政に対して、大将に献策するのが軍師ですからね。
私のセルフイメージとして、長期で勝てる国造り。そこに導く軍師でありたいと思っています。
今まさに企業においては戦国時代といっても過言ではありません。大将を太陽とすると、軍師は月です。 コレ、大河でやっている風林火山で武田家の重臣「板垣信方」(千葉真一)が言った台詞です。 これも、要はバランス。まさに良い軍師を見つけることが、長期的な戦いに勝ち残る時代となっているかもしれませんね。

Q:あっ!そろそろお時間が!もうちょっと戦国ネタを聞きたかったのに…。
では最後に、軍師から経営者に一言お願いします。

加藤氏● 経営者の方にとっては、大変な時代だと思います。まさに群雄割拠。 そんな中に生き残っていくことは、数年前に比べると、より難しくなっているかもしれません。 今回のインタビューでは、何も特に、目新しいことはありません。ごく当たり前の、普遍の法則です。 もし、何かお気づきになった方がいらっしゃれば、是非自社の内側に、少しだけでも目を向けてみてください。
最後に一言です。「勝機は己の中にあり」

本日は、お忙しいところありがとうございました。

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