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映像とは切っても切れない音楽。
音楽一つで、その映像が発するメッセージが大きくも、小さくもなるように感じている人も多いはず。
今回お話を伺ったのは、小野寺監督の映画音楽監督であり、オーダームービー・ドットコムの音楽監督を担当している真柴史朗さん。
第一弾の音響の荒木さん、第二弾の小野寺監督特別編に続き、ようやく真柴さんが登場してくださいました〜!
自称シネコマ☆マニアである札幌BB編集部員のイチオシ真柴音楽は、北部警察の1作目!オープニングの、あの期待感を煽る音楽がいぃのだ!
それでは、真柴さんへのインタビューをどうぞ!

Q:音楽を始めたきっかけは?
真柴氏●音楽好きの母の影響で子供の頃からヴァイオリンとピアノを習っていました。
親に習わさせられたのではなく近所に習っていた子がいたので「僕もやりたい!!」という感じで。
でも子供だったので、練習より外で遊びたかったのか、中学くらい迄続けましたが実に成りませんでしね。
中学の頃に映画「ラ・バンバ」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を見て今度は「エレキギターがやりたい!!」
ということで高校に入るとアルバイトをしてエレキギターを買いました。
ちょうどその頃はバンドブームで、いくつものバンドを掛け持ちしていましたよ。
夏休みや春休みなど休みの度に金髪にして、髪の毛を立ててパンクバンドなんかもやっていましたね。
Q:どんな音楽に影響を受けましたか?
真柴氏● 高校の頃はバンドブームに乗ってブルーハーツやBOφWYなどコピーしていましたが、
高校を卒業して2年間ノルウェーに留学して、色々な音楽を吸収しました。
北欧の民族的な音楽や、ジャズにも興味を持ち始めたのはこの頃でした。
北欧の音楽は、やはり寒い国の暗く長い冬の影響なのか、そんな背景のシリアスなメロディーが多く、とてもとても影響をうけました。
アーティストで言うとヤン・ガルバレク、アリルド・アンデルセン、パット・メセニー、映画音楽ではエンニオ・モリコーネ、久石譲など。
どちらかというと、歌ものよりはインストルメンタルの音楽を聴くことが多く、目を瞑っていると色んな情景が浮かぶ様なものが好きですね。
Q:音楽監督になられたきっかけは?
真柴氏● ノルウェーから帰国後、大学でクラシックギターを学び、また専門学校でジャズギターを学び、
音楽をやる=バンドだと考えていたので、大学卒業後から様々なジャンルのバンドで活動していました。
録音やDTM(コンピュータでの音楽制作)も興味があったので、MTR(多重録音機)やMacを買って音楽を作っていました。
でもこの頃はバンドでやる曲のイメージを、メンバーに伝えるための簡単なものだったり、音楽教室で6年程ギターを教えていたので、生徒が弾く曲のギターカラオケなんかも作っていました。
本格的にDTMで音楽を作るようになったのは、モバイルコンテンツ制作会社で2年間働いて、着信メロディーやカラオケ制作をするよになってからですね。
ちょうどその頃、映像作家の小野寺昭憲氏と出会い、小野寺氏の作品の音楽を手がけるようになりました。
Q:作曲はどのように行うのですか?
真柴氏● 鍵盤かギターでやっています。
コード進行を作ってメロディーを後でつける場合と、その逆もあります。
譜面に書いていったり、移動中にメロディーが浮かんだりすると携帯電話のボイスレコーダーに録音したりしています。
映像音楽を作る場合は、譜面を書くことはほとんどなく、コンピュータを使ってシーケンスソフトに打ち込んでいきます。
始めに音楽をつける映像の時間を計り、その映像に合う音楽をイメージします。
そして時間内に上手く収まるようにテンポを決めていきます。
その後にメロディーを作っていったりリズムを作っていったりしながら仕上げていきます。
Q:普通の音楽制作と映像音楽制作にどんな違いがありますか?
真柴氏● 大きな違いは音楽の長さが決められていることで、決められたタイミングで、盛り上げたり抑揚をつけていかなければなりません。
これがとても大変な作業です。
やはり、映像音楽はあくまで映像が主役ですから、その音楽だけで完成ではなく、あとから台詞や効果音などが重なって来る事を考え、
重要な台詞の後ろでは音数を減らしたり、またその逆に、台詞が無く、動きの少ないシーンでは音楽を派手にしたり、印象的なメロディーや音を入れたりしています。
音楽だけを考えて色々な音を入れていても、台詞の後ろで何をやっているのか分らない場合があります。
だから、台詞も効果音も、その音楽の中の一楽器パートとして考えています。
Q:今後の展望は?
真柴氏● そうですね、ウェブCFはこれからもっともっと盛んになっていくと思いますし、話題になるようなものを作っていけたらいいですね。
ネットショップ独自のテーマソングとかで、ウェブCFからアーティストが生まれるとか。
様々な音楽が必要とされるので、まだまだ学ばないといけないことがたくさんありますね。
本日は、お忙しいところありがとうございました。
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