
今年2月に掲載し、大きな反響をいただいた「甲虫王者ムシキング」インタビュー。もちろん、ムシキングの人気は今も衰えることなく、子どもたちを夢中にさせています。そんななか、ついに「ムシキング」がゲームボーイアドバンスの家庭用ソフトとして登場。去る6月23日、全国一斉に発売されました。“入院していて外出出来ない、家が自営業で土日に出かけられないなど、お店になかなか行けない子どもさんのため”という総合プロデューサー、植村氏の願いが形になった、といってもよいでしょう。
そこで、早速、ムシキングチーム代表、(株)セガの植村比呂志氏を再直撃。ゲームボーイアドバンス(以下、GBA)版に対する想いから、春にスタートしたテレビアニメ、さらにお正月公開される劇場用映画のお話まで、うかがってきました。
Q:GBA版「甲虫王者ムシキング〜グレイテストチャンピオンへの道〜」が発売されました。(株)エンターブレイン調べによると、初週(6/23〜6/26)で約23万本を売り上げたとのことですが、この記録について、率直なご感想をお聞かせ下さい。
植村さん●私自身は、コンシューマ(家庭用)のビジネスをやってきたわけではないので、その数字が意味するところは、あまり実感として分かっていないんですよ。アーケードであれば、「今週末はカードが○○枚出た。来週はどのくらいかな? その先も、もっと伸びればいいな」という発想になります。一方「発売開始4日間で、23万本出た」からといって、「じゃあ、来週は30万本だ!」という計算にならないのが、コンシューマです。逆に、発売日を過ぎるほどに、減っていきますよね。ただ、「ムシキング」は、マニアが行列を作って購入する、というタイプのソフトではないので、これから夏休みにかけて、コンスタントな伸びを見せてくれればと思います。このまま順調にいって、ミリオン(100万本)行けばいいなーと。これが正直な感想ですね。
Q:GBA版の企画立ち上げから、実際の完成までは、どのくらいの期間がかかっていますか?