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(Vol.003)

小樽『雪あかりの路』に遭遇

何百往復したであろう小樽だが、『雪あかりの路』に遭遇したのは初。
運河には浮き玉キャンドルがゆらめき、運河沿いはもとより、小樽の街じゅうに雪のキャンドルが灯る。

今年で9年目。今では既に50万人を超える観光客を集め、街あげてのイベントへと成長していたことを、期間中の小樽に寄ってみて実感。
札幌雪祭り同様、色々な言語や日本の方言が飛び交っているのだ。
あぁぁ、、ブレてる。
息まで止めたのに、、

『雪あかりの路』ったら、運河の浮き玉キャンドルだよね〜と立ち寄れば、橋の欄干には、ぎーっしりと人、人、人。
もう1本札幌寄りの橋から撮ると、ライトアップされた倉庫群なんかもあって、とーってもキレイなことは承知していたが、 ここは一つ、滅多に来られない観光の皆さんに譲ろう、、(^^;
それにしても、アイデア一つだよなぁ…と間近で見て感心。
ただ雪で作った器の中にキャンドルを灯すだけで、冬のロマンチック小樽に、更に更に幻想的なムードをプラスしてしまうのだから。
だってねぇ、キャンドルそれ自体は、ぶっちゃけ至ってシンプル。
雪をバケツに詰めて引っくり返し、ミニスコップでくりぬいてキャンドルを立てるだけ。
それがほぉーら!キャンドルの炎がうっすら透けて、こんな素晴らしい演出となるのだから、びっくりだ。
大掛かりな仕掛けも技術も不要。
多くのボランティアたちの、おもてなしのハートで成り立っているんだ。
『雪』のイベントは数々あれど、小樽の『雪あかりの路』は、趣が違うよなぁ。

我が札幌雪祭りのように、ダイナミックで精巧な雪像を見せるわけでもなく、 札幌ホワイトイルミネーションのように、数十万個の電球が一斉に点るわけでもない。
一つ一つ手作りで作られた素朴なキャンドルに、一つ一つ手作業で点灯して歩くのが『雪あかりの路』。
こうして、多くの市民や国内外のボランティアによって、小樽の街全体がキャンドルの光でデコレートされるのだ。

キャンドルが灯るのは、メイン会場となっている運河沿いだけではない。
商店の店頭に、街路に、駅のホームに…と、街のあちこちに、キャンドルの灯りがチロチロと揺れているのだ。
この手作り感がまた小樽らしいというか、小樽だから似合うというか…。
雪あかりの路は、ぜーったいに、キャンドルが灯ってから行くべし。
雪玉をくっつけただけの雪だるまが、太陽が落ち灯りが点くと、途端に心温まる風景となるのだから。

昼間?
うーん、雛壇に無数のキャンドル台が並び、雪玉がピラミッド状に重なる様は…微妙。
怒られちゃうかなぁ、、雪のお盆って感じ(^O^;
違う、、悪口じゃないって(゜O゜;
つまり小樽は、ただの雪をロマンチックに変える魔法を持っているっていうこと、、

ボランティアの方なのかなぁ。バーナーを持ったスタッフの人々が、キャンドルを守っているんだ。
運河とともにメイン会場となっている手宮線会場も、人、人、人。
今ではすっかり観光地へと変貌した小樽。週末ともなれば運河界隈が多くの人で賑わうのはいつもの事。
しかし、旧手宮線にまでこれほどの人が集まるとは…改めて、このイベントの認知度・人気度を実感。
運河は運河で、ガス灯やら倉庫群やら添景もあってきれいだが、手宮線会場は通路の両側にキャンドルが灯り、これまたきれい。
この先が、スノートンネルだなぁーと思いつつ、人だかりに負けて撤収、、

ここからは、春の小樽。
今年は雪が少ないとは言え、決して、2月現在ではない。

これが手宮線跡。
とっくに廃線となっている路線で、今は…観光資源?観光標識が立ち整備されているところもあれば、沿線住宅の庭と化している部分もあり…といった具合。
週末ともなれば、運河や観光街である堺町周辺は人で溢れる。

昔の小樽を知っていれば、観光の街として生まれ変わったロマンチック小樽には、目をみはるものがある。
今では、すっかり観光の街、ノスタルジック小樽なんだから。
歴史的建造物好きには、もってこいの街。
小樽の代名詞である石造倉庫や、いかにも戦前って感じの木造建築物もたくさんある。
それらが、よくあるような資料館として残っているわけではなく、土産物だ、寿司屋だ、カフェだ、時には歯医者だ、燃料屋だ、と何かしら使われているのだ。
小樽が北海道経済の中心だった時代に建てられた、当時の繁栄を思わせる近代建築や、実業家の邸宅だった家屋やらも、あちこちに残っている。
屋根やら窓回りやら細かい部分も凝っていて、外観デザインや街並みを見て歩くだけでも感心。
ばったばた取り壊してしまった札幌とは違うよなぁ、、 小樽運河の埋め立て問題の頃から、小樽市民がわが街の景観にこだわってきた結果が、観光の街として生まれ変わった現在なんだろう。

そして、小樽と言えば、外せないのが坂。
真っ平らな札幌の真ん中で暮らしていると、突然坂道が現れる小樽の不思議な地形は、とっても新鮮で面白い。
山や展望台まで行かなくても、そこいらの坂をちょっと登れば、港が望めたりする。
冬の坂道は、この上なくコワイけど…。

車道の先が、突然階段に変わっている場所もある。
急階段で一直線に歩けても、車ではえらく迂回して辿り着く場所もある。
小樽ファンとしては、臨港線界隈の観光スポットだけが小樽じゃないよっ!
と、大いに言いたい。(^^)/
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