夕張メロン・じゃがいもの藤本青果
引越しはエース

Essay 札幌発:北海道を歩いて回ったよもやま話

(Vol.001-3)
Sep. 2005

札幌モニュメント散策 〜場所別・札幌南部編〜

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札幌ドーム
言わずと知れた札幌観光の名所、札幌ドーム。
ドーム建築の斬新さだけではなく、敷地内に点在するモニュメントの魅力もあってこそ、ここが名所になり得るのだろう。
“アートグローブ”と称された屋外アートエリア、是非ゆっくり散策してほしい。

森の中/伊藤 誠
この作品は、飲食やグッズの店舗が集まっている“タウン”の入口に位置する。 この作品の形態は、観る人に様々な連想を誘発させるのだそう。

無重力の玉石/トム・シャノン
この巨大な楕円球のプロポーションは、太陽と地球の軌道の比率から導き出されたらしい。 国道36号から向うと、一番最初に目に付く作品だ。

フェイジョン/大岩オスカール幸男
作者の大岩オスカール幸男は平面作品の方が圧倒的に多いので、この作品はなかなか貴重かも知れない。 種と芽を連想させる形態は、季節によって見せる表情が違う。

完全なる場/端 聡
コンクリート打ちっぱなしで、隙間のような入り口で、冷たく閉鎖的な感じがするが、 入ってみると意外と暖かい雰囲気。スピーカーから聞こえる世界中の言語の「ありがとう」の効果だろうか。

大気の器/柳 健司
器といっても、すかすかの器。大気を捕らえているのか、見る人のイメージを捕らえているのか、如何様にでも解釈できる作品だ。

Terrace/川俣 正
建築的な大きな立体作品を作ることで知られる川俣正によるデッキ。すっきりとしたデッキ部分とは対照的な無秩序な足場が面白い。

桃色の雲/ジャン=フランソワ・ブラン
夕焼けを受けてピンクに染まるという、ロマンティックな作品。 ランダムに乱立しているようだが、よく見るとドームの円弧を意識して配置されている。

みつけたくぼみに結実する/小林 重予
結実しない想い、あるいは結実する想い、くぼみに舞い降りる様々な想いをイメージして創られた、ちょっとセンチメンタルな作品。

休息する翼/國松 明日香
まさに、翼が一休みしているような作品だ。ここで一息ついて、次は何処に飛んで行くのだろう?


石山緑地
もともと札幌軟石の採石場だったところを公園にしたのが石山緑地。
石のもつダイナミックさと静けさが、上手く各モニュメントに表れている。
すべてのモニュメントは、CINQという、この緑地計画のために結成された5人の彫刻家集団によって造られた。

午後の丘
大きすぎない石のオブジェがちりばめられたモニュメント。一番とっつきやすい作品かも知れない。

ネガティブマウンド
ここで毎年、地元住民による“石山緑地芸術祭”が開催されるなど、地域に実によくなじんでいるモニュメントだ。 古代ローマの円形劇場を彷彿させる劇場空間だ。

赤い空の箱
ジャングルジムのピッチをやや小さくして、そして斜めにしたような不思議なプロポーションの作品だ。 他の作品が石素材なので、ここの赤がすごく目立つ。

スパイラルスプリング
塔から螺旋状に落ちる水が地上でまだ螺旋状に流れ、中心に向う大掛かりな作品だ。水の流れを追うだけでも楽しめる。


真駒内
1972年、札幌オリンピックのメイン会場となった真駒内。
計画された道路、計画された住宅、そして計画された公園。
これらが30年余りの歳月の間に調和し定着してきたのか、不思議と落ち着くエリアだ。

真駒内公園入り口サイン
実は“真駒内公園”と書いてあるサイン。つまりモニュメントではない。でも、この大きさと存在感はモニュメント級だ。

雪華の像/本郷 新
オリンピックのシンボルとして創られたモニュメント。なるほど、確かにスピード感あふれるダイナミックな作品だ。 きっと30年前のアバンギャルドは、こんな感じだったのだろう。

栄光/本田 明二
顔が抽象化された人型モニュメントはいくつかあるが、鼻だけが残っているものは珍しい。ちょっと宇宙人的。


定山渓
札幌均衡の温泉街、定山渓。
河童伝説が残る街ならではか、いたるところに河童のモニュメントが存在している。

こんにちは河童/小石 巧
定山渓の入り口にある東屋に、観光客を迎えるようにちょこんと座るモニュメント。ここで並んで記念写真を撮るのもコースの一環かもしれない。

Why are you looking/丸山 隆
湯の滝に気持ちよさそうに浸かっているはずのモニュメントは、何となくなっていた!旅に出たのかなぁ。 それとも浸かりすぎてのぼせて何処かで一休みしているのだろうか。


定山渓ダム
定山渓ダムに行っても、まだ河童はいた。
広大なダムとの対比で、どうしても小さく見えてしまう2つのモニュメント。
とってつけたようにいるこのモニュメントたちを見ていると、はたしてここに創る必要があったのかと思ってしまう。

おかっぱ/丸山 隆

母と子/松隈 康夫


真栄春通り公園
住宅開発の際に、住宅街の真ん中に公園をつくろうと計画されて、つくられた公園がここ。
しっかりモニュメントもそえられている。
素材もモチーフも作家もばらばらな4つのモニュメントが園内に点在していて、それぞれの場所には独特のムードが流れている。
地域の住民は、この公園の楽しみ方をたくさん知っているだろう。

梟家族/手塚 登久夫

切株に座って/黒川 晃彦

風の跡/國松 明日香


野幌森林公園

北海道百年記念塔
広大な公園が多い札幌でも、特に大きい公園といえるのがここ。 北海道開拓百年を記念して造られた公園ゆえに「百年記念館」やら「百年記念塔」やら、百年とついた名称の建物がいくつかある。 「百年記念塔」は、中にも入れる建築モニュメント。高さは当然100メートル。


厚別公園


1989年のはまなす国体のときに造られた広大な公園。 そのシンボルともいえるモニュメントは、第4回本郷新賞を受賞した、実に堂々とした作品だ。


札幌市青少年科学館

水の遊び4つのポンプ
「見て」「学んで」「遊ぶ」!をコンセプトとした青少年科学館。 プラネタリウムを併設し、大人も楽しめるところだ。前庭にあるこのモニュメントは、水が循環する動くモニュメント。 この動力は自然の力か?あるいは科学の力か?


北海道立総合体育センター

モニュメントタワー
通称「きたえーる」で知られる北海道立総合体育センター。 ここにはいくつかのモニュメントが点在しているが、ひときわ目立つのがこのモニュメントタワー。 色をここまで積極的に使っているモニュメントは、他にあまりないかも。


東苗穂あかげら公園東苗穂はやぶさ公園丘珠こまどり公園
住宅街に位置するこれら3つの隣接する公園に、似たような質感、似たような形態の3種類のモニュメントがある。
実はこれらは、アルミ缶をリサイクルしたアルミニウムでつくられたそうだ。

まるいつばさ/鴻池 宏子

holdin/加藤 宏子

茎・種/藤本 和彦


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